「TechAcademy [テックアカデミー]」のWebアプリケーションコースは、「Ruby」を使ったWebサービスの開発について学べるコースです。
実際にWebアプリケーションコースの8週間を受講し、最後の「オリジナルサービス開発」まで終えることができたので、実体験をもとにレビューをしていきます。
この記事の内容は以下の通りです。
- Webアプリケーションコースで学べること
- Webアプリケーションコースを受講して良かった点
- Webアプリケーションコースを受講する時の注意点
Webアプリケーションコースではどんなことを学べるのか知りたい人や、コース選びに悩んでいる人はぜひ参考にしてください。
※コースを受講した証明として、受講履歴を貼っておきます。

※テックアカデミーの全般的なレビューについては以下の記事に詳しくまとめています。こちらも併せて参考にしてください。

目次
テックアカデミーのWebアプリケーションコースで学べること

テックアカデミーのWebアプリケーションコースは、「Ruby」と「Ruby on Rails」使ったWebアプリケーション(Webサービス)の開発について学ぶコースです。
- Ruby…プログラミング言語のこと
- Ruby on Rails…Rubyを使ってWebアプリケーションを効率よく作成するためのツールのこと(フレームワークと呼ばれる)
Rubyは他のプロブラミング言語に比べてシンプルな記述で済むため分かりやすく、「未経験者が最初に学ぶプログラミング言語」としてもよくオススメされる言語です。
また、国内で開発された言語であることから日本語の情報も豊富で、その点でも初心者にはやさしい言語だと言われていますね。
このRubyを使って最終的にはオリジナルサービスを開発する、というのがWebアプリケーションコースのゴールとなります。
ブラウザ上で利用できるアプリのこと。例えば「YouTube」「Twitter」「食べログ」などもWebアプリケーションの一つ。
Webアプリケーションコース全14レッスンの構成
Webアプリケーションコースは全14レッスンがあり、それぞれのレッスンで学ぶ内容は以下の通りです。
Lesson0 事前準備
Lesson1 本コースで学ぶこと
Lesson2 インターネットの仕組み
Lesson3 HTML/CSS
Lesson4 ターミナル
Lesson5 Ruby
Lesson6 MySQL
Lesson7 Ruby+MySQL
Lesson8 Git/GitHub
Lesson9 メッセージボード
Lesson10 Bootstrap
Lesson11 Heroku
Lesson12 Twitter クローン
Lesson13 モノリスト
Lesson14 オリジナルサービス
Webアプリケーションコースを受講して良かった点

Webアプリケーションコースを実際に受講して、特に良かった点を2つ紹介します。
- Web系の企業への就職に強い「Ruby」と「Ruby on Rails」が学べる
- Rubyを使ったWebアプリケーションを4つ作れる
Web系の企業への就職に強い「Ruby」と「Ruby on Rails」が学べる
Webアプリケーションコースを受講する最大のメリットは、Web系企業への就職に活かせる「Ruby」と「Ruby on Rails」が学べることです。
Rubyに関して、エンジニア専門の転職サイト「レバテックキャリア」では以下のような説明がありました。
Rubyはフレームワークを使って短期間での開発が可能であり、コストや工数を削減しながら開発を進めることができます。また、初心者でも学びやすいプログラミング言語のため、スタートアップ企業やベンチャー企業で積極的に採用されています。
このような理由からWeb系サービスを展開する企業ではRubyが積極的に採用されており、Rubyエンジニアの需要も高まっているようです。
ネット上ではRubyに関する様々な意見が飛び交っていますが、全体としては肯定的な意見の方が多く、将来性の高い言語であると考えられています。
Rubyを使ったWebアプリケーションを4つ作れる
Webアプリケーションコースでは、実際にRuby(Ruby on Rails)を使ったWebアプリケーションを4つ作ることができます。
具体的には、以下の4つのWebアプリケーションを作成します。
- メッセージボード(レッスン9)…簡単な掲示板アプリケーション
- Twitterクローン(レッスン12)…「Twitter」をイメージした本格的なWebアプリケーション
- モノリスト(レッスン13)…楽天のWeb APIを利用した商品のシェアサービス
- オリジナルサービス(レッスン14)…自分で一からオリジナルWebアプリケーションを開発
下にいくほど、難易度は上がっていきます。
正直「Twitterクローン」あたりから、プロブラミング未経験の僕にとってはかなり手応えのある内容でした…!
しかし難しい分、Webアプリケーションを作る中でプログラミングスキルはめきめき上達していきますし、これらの成果物は「転職時のポートフォリオ」としても活用することができます。
ちなみに僕が作ったオリジナルサービスは、こちらの「朝食の美味しいホテルを探せるサイト」です。


このサイトでは「キーワード検索」と「エリア検索」からホテルを検索することができます。
実装した機能や、使用している技術などは以下の通りです。

プログラミング完全未経験からスタートしたことを考えれば、転職時のポートフォリオとしては十分なサービスを作れたと思います。
Webアプリケーションコースを受講する時の注意点

Webアプリケーションコースを受講する時の注意点として、以下の2点に気をつけましょう。
- 教材の難易度は高め
- 受講期間「4週間」では終わらない可能性が高い
教材の難易度は高め
まず、カリキュラムの難易度は「結構難しい」と考えておいた方がいいです。
僕のようなプログラミング初心者は、自分でググったり「チャットサポート」を使って講師に質問したりしながら進めていくことが必須となります。
テックアカデミーの難易度と、そのサポート体制については以下の記事で詳しくまとめています。こちらも参考にしてください。

受講期間「4週間」では終わらない可能性が高い
また、受講期間を「4週間・8週間・12週間・16週間」から選ぶことができますが、カリキュラムのボリューム的に「4週間」だと終わらない可能性が高いです。
ちなみに僕が選んだのは「8週間」です。社会人として働きながら受講していましたが、ちょうどいい受講期間だったと感じています。
受講期間の選び方については以下の記事で解説していますので、こちらも併せて参考にしてください。

まとめ:Webアプリケーションコースはこんな人にオススメ

本記事の内容をまとめると、テックアカデミーのWebアプリケーションコースは以下に当てはまるような人にオススメです。
- 「Ruby」「Ruby on Rails」を学びたい人
- Webアプリケーション(Webサービス)の開発に興味がある人
- Web系の企業に就職したい人(とくにスタートアップやベンチャー企業)
特に、割と自由な働き方が多い「Web系の企業」に就職したい人にはピッタリのコースです。
なお、テックアカデミーでは各コースの「無料の説明会動画」があるので、まだ見てない人はそちらも確認してみましょう。
Webアプリケーションコースの学習内容について、よりイメージがしやすくなると思いますよ。
※無料の説明会動画の視聴手順
まずは、以下のリンクからテックアカデミーの公式HPヘ。
上部メニューの「はじめての方へ」→「説明会動画」からすぐに視聴可能です。

もしくは、「7日間の無料体験」に含まれているメンタリング(ビデオチャット)でコース選びの相談をするのもオススメです。
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