「TechAcademy [テックアカデミー]」のWebデザインコースは、Webデザイナーとして働く上で必要になるスキルを学べるコースです。
こちらのコースを実際に受講しカリキュラム内容を一通り終えることができたので、その経験をもとにWebデザインコースをレビューしていきます。
この記事の内容は以下の通りです。
- Webデザインコースで学べること
- Webデザインコースを受講して良かった点
- Webデザインコースを受講する時の注意点
Webデザインコースの評判が気になる人や、どんなことを学べるのか知りたい人はぜひ参考にしてください。
※コースを受講した証明として、受講履歴を貼っておきます。

※テックアカデミーの全般的なレビューについては以下の記事に詳しくまとめています。こちらも併せて参考にしてください。

目次
テックアカデミーのWebデザインコースで学べること


テックアカデミーのWebデザインコースは「Webデザイン」、つまり「Webサイトの見た目」に関する内容を勉強するコースです。
Webデザインには、
- ページレイアウト(情報の配置)
- 配色
- タイポグラフィ(フォント)
- 今のトレンド
など、様々な要素が含まれます。
本コースでは上記のようなWebデザインの原則部分に加えて、以下のような関連ツールの使い方も実践形式で学べますよ。
- 「Adobe Photoshop(フォトショップ)」…写真加工の代表的なソフト
- 「Cacoo」…ワイヤーフレームの作成ツール
最終的には、転職時のポートフォリオとしても活用できる「オリジナルサイト」を作成することがWebデザインコースのゴールです。
Webデザインコース全14レッスンの構成
Webデザインコースは全14レッスンがあり、それぞれのレッスンで学ぶ内容は以下の通りです。
Lesson0 事前準備
Lesson1 Webデザインの概要
Lesson2 Webデザインの原則
Lesson3 制作フロー
Lesson4 デザインツール
Lesson5 ポートフォリオ:デザインカンプ
Lesson6 HTML/CSS基礎
Lesson7 ターミナルコマンド
Lesson8 Sass/Compass
Lesson9 ポートフォリオ:コーディング
Lesson10 モバイルデザイン
Lesson11 コーポレートサイト
Lesson12 ショッピングサイト
Lesson13 オリジナルサイト
Lesson14 バージョン管理ツールGit(参考資料)
Webデザインコースを受講して良かった点


Webデザインコースを受講して良かった点は以下の2つです。
- Web制作に必要な一連のスキルを勉強できる
- Webサイトの「模写コーディング」ができるようになる
Web制作に必要な一連のスキルを勉強できる
Webデザインコースでは単純にデザイン部分の内容だけでなく、Web制作に必要な一連のスキルを勉強できるのが大きなメリットです。
一般的なWeb制作の流れは次の通り。
- 企画
クライアントと話し合い、目的やゴールを確認する。
↓ - サイト設計
ページの設計図を決める「ワイヤーフレーム制作」などを行う。
↓ - デザイン制作
「Photoshop」などでページのデザインを作りこんでいく。
↓ - HTMLコーディング
ブラウザで表示するためのプログラムを記述。
Web制作の仕事は、基本的には上記のような流れとなり、デザイン部分の知識だけでなくサイト設計やHTMLコーディングなどの理解も必須です。
Webデザインコースのカリキュラムではこれら一連の範囲をカバーしており、実践的な内容を学べたのが良かった点の一つ目ですね。
Webサイトの「模写コーディング」ができるようになる
Webデザインコースを受講することで、「模写コーディング」のスキルがめちゃめちゃ上がります。
模写コーディングとは、既存のWebサイトと全く同じ見た目のページを0から作ること。
例えば、こちらは京都にある「わざわざ」というパン屋のHPですが、こういったWeb上にあるサイトを真似して、同じ見た目のものを作るのが模写コーディングです。


模写コーディングはHTML/CSSのコーディングスキルを高める上でかなり効果的な方法で、Webデザインコースではそのやり方を具体的に解説してくれます。
最初はカリキュラムの中で準備されているサイトを模写することになりますが、カリキュラムが終わる頃には、自分の気に入ったWebサイトを選んで模写できるようになりますよ。
Webデザインコースを受講する時の注意点


Webデザインコースを受講する時の注意点は、次の3つです。
- 未経験者が「4週間」で終わらせるのは厳しい
- 「プログラミング言語」はさらっと触れる程度
- 副業で稼ぐなら「フロントエンドコース」がオススメ
未経験者が「4週間」で終わらせるのは厳しい
全くの未経験者がWebデザインコースを4週間で終わらせることは、結構厳しいと思います。
各種ツールの使い方やHTML/CSSのコーディングなどもカリキュラムに含まれるので、それらを理解するのに最初はかなり時間がかかると考えておきましょう。
特に最終課題の「オリジナルサイト」の制作は、企画〜コーディングまで一から作っていくことになりますので、できるだけ余裕は持たせておくべきです。
実際に受講した僕の意見としては「8週間」がベスト。それが厳しい人は「12週間」を選ぶのがオススメです。
受講期間の選び方については以下の記事で詳しく解説しています。こちらも併せて参考にしてください。



「プログラミング言語」はさらっと触れる程度
Webデザインコースでは「HTML、CSS」の範囲はがっつりやりますが、それ以外の「JavaScript」などのプログラミング言語はさらっと触れる程度です。
なので、「Webデザイナー」として転職を考える人なら問題ありませんが、「Webエンジニア」として転職を目指す場合は別のコースの方がいいと思います。
特にWeb系サービス企業への就職を目指すなら、需要の高い「Ruby」が学べる「Webアプリケーションコース」がオススメです。
Webアプリケーションコースの受講レビューは以下の記事にまとめてあります。興味のある人はこちらもご覧ください。



副業で稼ぐなら「フロントエンドコース」がオススメ
また、最初から副業で稼ぐことを考えているなら「フロントエンドコース」の方がオススメです。
もちろん「Webデザイン制作」で副業をしている人もいますが、受注には実務経験が求められる場合が多く、「Webデザインコースで学んだ」というだけでは受注のハードルは高めです。
未経験でプログラミング関連の副業をするなら、「LP(ランディングページ)制作」や「コーディング」などの案件の方が圧倒的に探しやすいです。
※「LP(ランディングページ)」とは、商品販売やサービス登録に繋げるための縦長のページのことです。例えば以下のようなページですね。
そしてこういったLP制作などの案件を受注するには、HTMLやCSSに加えて「JavaScript」や「jQuery」などのスキルが必要になります。
先ほど言ったように、WebデザインコースではHTMLとCSS以外はさらっと触れる程度。
ということで、最初から副業を考えているのなら、これらの「副業で即稼げるスキル」を身につけられる「フロントエンドコース」が最適です。
フロントエンドコースの受講レビューは以下の記事にまとめました。こちらも参考にしてください。



まとめ:Webデザインコースはこんな人にオススメ


本記事の内容をまとめると、テックアカデミーのWebデザインコースは以下に当てはまるような人にオススメです。
- Webデザインを学びたい人
- Photoshopの使い方や、HTMLコーディングなども勉強したい人
- Webデザイナーとして就職したい人
テックアカデミーでは「Web制作に必要な一連のスキル」を学べるので、就職時にもアピールしやすいのが大きなメリットですね。
なお、テックアカデミーでは実際の受講風景などが確認できる「無料の説明会動画」もあります。
Webデザインコースの内容がよりイメージがしやすくなると思いますので、そちらもぜひご覧ください。
※無料の説明会動画の視聴手順
まずは、以下のリンクからテックアカデミーの公式HPヘ。
【スマホの場合】
右上の「≡」→「はじめての方へ」→「説明会動画」


【パソコンの場合】
上部メニューの「はじめての方へ」→「説明会動画」


また、「7日間の無料体験」に含まれているメンタリング(ビデオチャット)でも、コース内容に関する疑問を相談することができますよ。
メンタリングで現役エンジニアに直接質問できますので、こちらもご活用ください。