クラウドソーシング

【クラウドソーシング初心者向け】月3万を稼ぐまでの完全入門ガイド

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最近かなり利用者が増えてきているクラウドソーシング。「始めてみたい」と思っても、最初は色々と不安がありますよね。

「クラウドソーシングをやってみたいけど、どのサイトに登録すればいいの?」
「何のスキルもないけど…、私みたいな初心者でも稼げる?」
「仕事がありすぎて、案件をどう選べばいいのかよくわからない…」

今回は、こういった悩みに答えていきます。

この記事の内容は以下の通りです。

  • 初心者におすすめなクラウドソーシングサイトは2つ
  • クラウドソーシングの仕事の流れ
  • クラウドソーシングサイト登録後にやるべきこと
  • 仕事の探し方〜応募まで【画像で解説】
  • 案件探しの3つの注意点【月3万円を達成するために】

先に結論を言うと、スキルなしの完全初心者でも、クラウドソーシングで稼ぐことは可能です。

なぜなら、僕がそうだったから。スキルなしの状態から「ライター案件」を始めて、サラリーマン時代に月3万円、脱サラ後は2ヶ月目で月16万円を稼げました。

こちら、月収16万円を達成した時のツイートです(ちなみに妻も16万円でした)。

というわけで、今回はクラウドソーシング初心者に向けて、稼げるようになるまでの手順を詳しく解説していきます。

ここで説明する手順を押さえておけば、「副業の範囲で月3万円」は十分達成可能です。

初心者におすすめなクラウドソーシングサイトは2つ

初心者はクラウドワークスとランサーズに登録しよう

クラウドソーシングサイトには色々なサイトがありますが、初心者は「クラウドワークス」と「ランサーズ」に登録しておけばOKです。

その理由は、全体の案件数が圧倒的に多いことに加えて、とくに「稼ぎやすい案件」が多いから。

ライティング案件なら1文字1円以上の案件がすぐに見つかるので、始めたての初心者でもそれなりの報酬を狙いやすいです。

知名度もクラウドソーシングサイトの中ではこの2つが群を抜いていますので、とりあえずクラウドワークスとランサーズだけで大丈夫です。僕も結局この2つしか使っていません。

ランサーズとクラウドワークスの登録はこちらからどうぞ。登録や利用料はもちろん無料ですよ。

» ランサーズ

» クラウドワークス

なお、ある程度稼ぎたいなら両方に登録しましょう。

良い案件に出会えるかどうかはタイミングの問題なので、「クラウドワークスは良い仕事なかったけど、ランサーズで良いの見つけた」みたいなことは結構あります(もちろんその逆も)。

この点に関しては以下の記事でも詳しく解説していますので、気になる人は参考にしてください。

ランサーズとクラウドワークスはどっちがいい?【結論:両方です】「ランサーズとクラウドワークスのどっちに登録すればいいんだろう…」と悩んでいませんか?結論は、両方に登録すべきです。毎月20〜30万円を稼いでいる僕が、両サイトに登録すべき理由を解説します。...

初心者でも知っておこう!クラウドソーシングの仕事の流れ

クラウドソーシング初心者の人は、まずは仕事を探すところから、報酬を受け取るまでの流れをイメージできるようにしておきましょう。

基本的な仕事の流れ(案件探し〜報酬受け取りまで)

クラウドワークスでもランサーズでも、基本的な仕事の流れは一緒です。サイトに登録後、案件探しから、仕事を完了して報酬を受け取るまでの流れは以下の通り。

  1. 案件を探す
  2. 良さそうな案件を見つけたら、応募(提案)する
  3. クライアント(依頼者)が、集まった応募の中から誰に仕事を発注するかを決める
  4. クライアントから選ばれると、メールがくる
  5. 仕事の詳細や納期などをお互いに再確認
  6. 問題ないことを確認後、クライアントが「仮払い」をする
  7. 仮払いを確認したら、仕事スタート
  8. 仕事が終わったら、クライアントにメールなどで納品
  9. クライアントが納品物を確認。問題なければ仕事完了。場合によっては修正対応がある
  10. 報酬が支払われ、クライアントからの評価がつく。自分もクライアントを評価する

ちょっと長くなってしまいましたが、こんな流れです。ここで大切なポイントは「応募=即仕事」ではなく、仕事を受けるには集まった応募の中から選ばれる必要があるということ。

とはいえ、選ばれるのはそんなに高いハードルではありません。割と応募文で手を抜いている人は多いので、丁寧に書けば初心者でも普通に選ばれますよ。

初心者でも安心して仕事ができる「仮払い」とは?

そしてもう一点。クラウドソーシングが安心して利用できる理由に「仮払い」システムの存在があります。

仮払いとは?

クラウドワークスやランサーズでは、クライアントが報酬分の金額を先に(仕事開始前に)運営側に支払います。

そして仕事が完了したら、運営側から自分に報酬が支払われる、というのが仮払いシステムです。

つまり、「仕事をやったのに報酬が支払われない…」という状況を100%回避できるということです。

最悪、仕事をした後にクライアントと連絡が取れなくなってしまっても、この仮払いシステムのおかげでちゃんと報酬はもらえます。

僕も過去に、仕事を完了後にクライアントと連絡が取れなくなってしまったことがあったのですが、その時はクラウドワークスの事務局に問い合わせたら迅速に対応してくれました!

クラウドワークス事務局からのメール

こんな感じで事務局の対応も素晴らしいので、万が一の時も安心です。

クラウドソーシング初心者がサイト登録後にやるべきこと

クラウドソーシングサイトに登録した後は、やるべきことは2つ。

「①プロフィール文をしっかり書く」→「②案件を探して、応募する」これだけです。

①プロフィール文をしっかり書く

クラウドワークスやランサーズに登録後、一番始めにやることはプロフィール文をしっかり書くことです。

先ほど説明したように、クラウドソーシング上の仕事の多くは「応募すれば必ずその仕事ができる」というわけではありません。

クライアントが集まった応募者の中から自分を選んでくれなければ、仕事はできませんね。

その際に、プロフィール文は仕事を発注するかどうかの重要な判断材料となります。自分が仕事の発注者だとしたら、プロフィールが適当な人に仕事をお願いしたいと思うでしょうか??

ということで、プロフィール文はしっかり書いておきましょう。書き方については、以下の記事を参考にしてください。

【ランサーズ・クラウドワークス】プロフィールの書き方【初心者OK】初心者向けに、ランサーズ・クラウドワークスのプロフィールの書き方を解説します。好印象なプロフィール文を作るポイントや、高単価案件のオファーが来たテンプレも載せておきますのでご活用ください。...

②案件を探して、応募する

プロフィールが書けたら、早速案件を探して応募してみましょう。

「え、早速応募…?」と思うかもしれませんが、応募してみないことには何も始まりません。

繰り返しになりますが、応募しても確実に仕事がもらえるとは限らないので、仕事がもらえるかどうか分からない時点で悩んでいでも仕方ないです。

上で「応募で選ばれるのはそんなに高いハードルではない」と言いましたが、とはいっても、完全初心者なら「5〜6つ提案して1つ通る」くらいの確率かなと思います。

仕事は「イラスト」や「プログラミング」など色々な種類がありますが、とくに専門的なスキルがないなら「ライティング(文章作成)」がおすすめ。

ライティング案件とは、例えばこんな案件です。

ライティング案件の例
  • 「子育て」をテーマにした記事を作成、1500文字、報酬1,000円
  • 家電の紹介記事を作成、2,000文字、報酬2,000円

こんな感じで、様々なジャンルで記事作成の仕事があるので、自分の興味のある案件を選んでいきましょう。

「テーマについての知識がないと書くのは難しいのでは?」と思うかもしれません。

しかし、分からない部分はググりながら書いていくのが普通なので、そのテーマに詳しくなくても大丈夫ですよ(全く興味のないジャンルはググることすらしんどいですが…)。

最初はあまり難しく考えずに、自分が興味を持てそうな案件を選んでいきましょう。

心配な人は、本で最低限の知識を身につけよう

とはいえ、「自分にライティングなんて、できるのかな…」と不安に感じる人もいると思います。

いきなり執筆が心配な人は、本で最低限の知識を身につけておきましょう。

以下の記事で、ライティング初心者におすすめの本を4冊まとめていますので、こちらも併せてご覧ください。

Webライター初心者におすすめの本4冊【現役Webライターが選んでみた】Webライター初心者におすすめの本を4冊します。現役Webライターである僕が、実際に読んで良かったと思う本だけを厳選しました。「ライティングの経験がなくて、文章の書き方がいまいち分からない」という人は参考にしてください。...

【完全初心者向け】仕事の探し方〜応募まで【画像で解説】

それでは、仕事探し〜応募までを画像付きで解説していきます。今回は「クラウドソーシング初心者の人が、ライティング案件を探して応募する」という想定です。

クラウドワークスとランサーズのそれぞれで説明していきます(PCサイトのページ画像となります)。

クラウドワークス(仕事探し〜応募まで)

まずは案件探しからですね。サイト上部にある「仕事を探す」をクリック。

 

続いて仕事のカテゴリを選びましょう。今回はライティングなので、「ライティング・記事作成」をクリック。

 

すると、ライティングの案件がこんな感じでバーっと出てきます。

これでは案件が多すぎて選ぶのが大変なので、ここから絞り込んでいきましょう。

 

絞り込みは、左側メニューの「絞り込み」から行います。

今回は「完全初心者」を想定したチェック項目で解説しますね。

 

「プロジェクト」は必ずチェックするとして(プロジェクトについては記事後半で説明します)、「未経験可」と「初心者」は必要に応じてチェックしてください。

「未経験可」に設定されていなくても、未経験者OKな案件は結構多いので。

文字単価の目安は完全初心者なら0.5円以上、慣れてきたら徐々に上げていきましょう(文字単価についても、記事後半で詳しく説明しますね)。

 

これで絞り込み検索をかけて、気になる案件があれば詳細ページに進みます。

見るべきポイントは「文字単価」「文字数」「記事数」「クライアントのレビュー」あたりですね。もちろん、この下にある「仕事の詳細」もよく読んで確認してください。

問題なさそうなら、右上の「応募画面へ」をクリック。

 

応募画面は慣れるまでは少しわかりづらいですが、以下の画像ように「必須」となっている部分のみ入力していけば大丈夫です。

「契約金額」は「仕事の詳細」をしっかり確認して入力しましょう(今回の例では「初回テストライティングのため、500円で入力してください」と指示が書いてありました)。

もしも金額が違っていたとしても、クライアント側で修正してくれるのでそこまで神経質にならなくても大丈夫ですよ。

そして「メッセージ」が応募文となります。応募文の書き方は以下の記事で説明していますので、こちらをご覧ください。

【ランサーズ・クラウドワークス】選ばれる提案文・応募文の書き方とポイントランサーズ・クラウドワークスで使える、選ばれる提案文・応募メッセージの書き方を解説します(テンプレあり)。発注経験もあるため、クライアント側はどこを重視しているのかを教えます。...

 

応募が完了したら、後はクライアントからの連絡を待つのみ。

ただし、当選者以外には連絡がない場合がほとんどなので、最初は「落ちて当たり前」みたいな感覚でどんどん応募していきましょう。

自分の応募が選ばれれば、クライアントからメッセージが届くはずです。メッセージは画面右上のアイコンから確認できます。

ランサーズ(仕事探し〜提案まで)

続いて、ランサーズの場合を見ていきます。

まずはサイト上部にある「仕事を探す」をクリック。

 

左側のメニューから「ライティング・ネーミング」をクリックします。

 

さらに「ライティング」をクリックしましょう。

 

そして、左側メニューから案件の絞り込みを行います。

この中のプロジェクトにチェック。文字単価はクラウドワークスほど細かく選べないので、とりあえずそのままで。

 

そのほかの項目も初期状態でOKです。慣れてきたら、「依頼のジャンル」の項目でジャンルを絞っても良さそうですね。

 

そして絞り込み検索を行うと、条件に合致した案件が表示されます。

 

気になる案件があれば詳細ページに進みましょう。

見るべきポイントは「文字単価」「文字数」「記事数」「クライアントの評価」、後はこの下にある「依頼詳細」もよく読んでおきます。

問題なさそうなら、ページ右の「提案する」から提案しましょう。クラウドワークスでは「応募」ですが、ランサーズでは「提案」と呼びます(意味は一緒です)。

 

「提案する」をクリックすると、以下のような画面になります。

提案文の書き方については、こちらの記事を参考にしてください。

【ランサーズ・クラウドワークス】選ばれる提案文・応募文の書き方とポイントランサーズ・クラウドワークスで使える、選ばれる提案文・応募メッセージの書き方を解説します(テンプレあり)。発注経験もあるため、クライアント側はどこを重視しているのかを教えます。...

 

提案文が書けたら、「完了予定」と「ランサー手取り」を仕事の詳細ページを見ながら入力すればOKです(完了予定=希望納期の日付でも問題ありません)。

万が一、入力金額が違っていたとしても、クライアント側で修正してくれますのであまり神経質にならなくても大丈夫です。

その下に「追加オプションを提案する」という欄がありますが、基本的には選択なしで問題ありません。

 

応募後クライアントから返信があれば、画面右上のアイコンから確認できます。

ただし当選者以外には連絡がない場合が多いので…、一つ一つにあまり期待しすぎず、複数の案件に提案していきましょう。

案件探しの3つの注意点【月3万円を達成するために】

ここまでの内容で、仕事の探し方〜応募までは完璧ですね!(笑)

最後に、初心者の人が気をつけるべき、案件探しの注意点を3つを紹介します。

  • アンケートなどの「タスク」ではなく「プロジェクト」を選ぶ
  • 「文字単価」を必ず確認する
  • 案件は毎日見る

なお未経験からスタートして副業の範囲で月3万円を達成するまで、2〜3ヶ月くらいはかかるかなと思います。

それでは、注意点を一つずつ説明していきます。

アンケートなどの「タスク」ではなく「プロジェクト」を選ぶ

アンケートなどの「タスク案件」は初心者でも受けやすいですが…、ぶっちゃけ微妙です。

クラウドソーシングのライティング案件は大きく「プロジェクト」「タスク」に分かれますので、まずはその違いを理解しておきましょう。

プロジェクトとは?

クライアントが仕事を募集し、興味のある人が応募。集まった応募の中から人を選び、仕事を発注(本記事で紹介してきたような仕事です)

  • メリット…タスクに比べて報酬が高い。しっかり実績・評価も貯まっていく。
  • デメリット…応募が必要で、必ず仕事ができるとは限らない。
タスクとは?

クライアントがアンケートや体験談などを募集し、興味のある人はすぐに仕事を始められる。応募は不要で、基本的に単純作業のみ

  • メリット…応募が不要で、即仕事が始められる。
  • デメリット…プロジェクトに比べて報酬が低い。完了しても評価がつかない。

そしてタスク案件の例としては、以下のような案件をよく見ますね。

ドラマ「〇〇」の感想を100文字程度で書いてください!1件あたりの報酬は30円です!

たしかに、そのドラマを見ている人ならすぐできそうな仕事ですが、3,000円稼ぐのに100件の感想を書かないといけませんね…。

そしてタスクは評価もつかないので、実績集めとしても使えません。ということで、最初からプロジェクト一択で問題なしです。

最初に「お試し」として数件だけタスク案件をやってみるのはアリですが、早めにタスク案件は卒業するようにしましょう。

「文字単価」を必ず確認する

ライティング案件を選ぶ上で最も重要なのが「文字単価」。文字単価とは、そのままの意味で「1文字あたりの報酬がいくらか?」ということです。

例えば、

  • 3,000文字で報酬3,000円の仕事 → 文字単価は1円
  • 3,000文字で報酬1,500円の仕事 → 文字単価は0.5円

ということになります。これを必ず確認してください。

完全初心者で実績が全くのゼロなら、文字単価0.5円~0.7円あたりからスタートしてみるといいですよ。僕も最初はこのあたりの金額からスタートしましたので。

そして実績が4〜5件集まってきたら、0.8円〜1円案件にもどんどん応募していきましょう。

「文字単価1円の案件をコンスタントにとれるようになること」が最初の目標です。

案件は毎日見る

クラウドワークスとランサーズに出される案件は毎日見ましょう。案件は日々更新されていくので、ある日突然ポッと良い案件が出てきたりします。

冒頭でも言いましたが、自分に合う案件に出会えるかどうかは本当にタイミングの問題です。つまり運次第。

「昨日は全然良い仕事なかったのに、今日はすげーあるな…」みたいなことは結構多いですよ。それを見逃してしまうのはもったいない。

それと、初心者こそ案件は毎日見るべき。なぜなら案件を見る目が肥えないと、いつまで経っても良い案件かどうかの判断ができるようにならないからです。

ということで、ザッとで構わないので案件は基本毎日見るようにしてください。応募は毎日する必要はなく、良さそうな案件があった時だけで大丈夫です。

まとめ:クラウドソーシング初心者は、まずは月3万円を目標に

クラウドソーシングの魅力は、とにかく稼ぐまでのハードルが低いこと。ライティングの仕事なら誰でもできるし、月3万円程度なら割とすぐに達成可能です。

最初は実績がなく稼ぎづらいかもしれませんが、頑張って乗り越えましょう。そこを乗り越えてある程度の実績がついてくれば、どんどん稼ぎやすくなっていくはずです。

そして本気でコミットすれば、月20万円以上を狙えるポテンシャルも十分にあります。事実、僕は毎月20〜30万円をクラウドソーシングで稼いでいましたので。

月20万円以上を稼ぐために必要な考え方や案件の選び方は、以下の記事で詳しくまとめています。ステップアップを目指す人は、併せて参考にしてください。

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