WordPressでブログを運営していく上で、「プラグイン」に関する最低限の理解が必要になります。
とはいっても、WordPressを始めたばかりの人にとってはややこしい部分もありますよね。
「そもそも、プラグインってなに?」
「どのプラグインを追加しておけばいいの?」
「プラグインの追加方法が知りたい」
今回は、こういった悩みに答えていきます。
この記事の内容は以下の通りです。
- WordPressのプラグインとは
- 最低限入れておくべきプラグイン6選
- プラグインの追加方法
- プラグインを入れ過ぎると危険な理由
- 最初から入っている初期プラグインはどうする?
今回はWordPress初心者向けに、最低限入れておくべきプラグインを紹介していきます(後で詳しく話しますが、プラグインの入れ過ぎは禁物ですよ)。
プラグインの追加方法も画像で詳しく解説しますので、参考にしてください。
目次
WordPressのプラグインとは

プラグインとは、WordPressをより便利に使うための「機能拡張プログラム」のことです。
例えば「ブログにお問い合わせフォームを設置したい」という場合。
「サイト内部を自分でコーディングしてお問い合わせフォームを作る」という方法もありますが、プログラミング知識がない人にとって、その方法は難しいですよね。
しかし、プラグインを使えばプログラミングの知識は不要です。「お問い合わせフォームを設置できるプラグイン」をインストールすれば、それでOK。誰でも簡単。
「プラグイン = スマートフォンのアプリみたいなもの」とイメージするといいかもしれません。「スマホで電卓機能を使いたいから電卓のアプリをダウンロードする」みたいな感じです。
【WordPress初心者向け】最低限入れておくべきプラグイン6選

WordPressのプラグインには様々なものが配布されています(有料のプラグインもありますが、ほとんどは無料です)。
その中でも、ここでは初心者向けに「ブログを運営していく上で最低限入れておきたいプラグイン」を紹介します。全て無料です。
- AddQuicktag
→ よく使うタグを登録しておき、執筆時に簡単に呼び出すことができます。 - Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
→ サイトをスパムから守ってくれます。デフォルトでインストール済み。 - All In One SEO Pack
→ WordPressのSEO設定を簡単に行えるプラグインです。 - Google XML Sitemaps
→ 検索エンジンに記事の公開や更新などを通知する際に使います。 - Table of Contents Plus
→ 記事の「目次」を自動生成してくれます。 - WP Multibyte Patch
→ 日本語の文字化けを防いでくれます。
※それぞれのプラグインの使い方まで説明するととても長い記事になってしまうので、使い方に関しては「〇〇 使い方」「〇〇 設定」などで検索してみてください。
なお、詳しくは後述しますが、セキリュティ的にもプラグインはなるべく少なくしておくのがベストです。
WordPressで使っているテーマによっては上記のプラグインと機能が被っている場合もあり、その場合はインストールする必要はありませんよ。
例えば、テーマによっては「目次の自動生成機能」があらかじめ備わっているものもあります。その場合は「Table of Contents Plus」のプラグインは不要ですね。
WordPressプラグインの追加方法
WordPressにプラグインを追加する方法を説明します。
まずは、ダッシュボードの「プラグイン」の中の「新規追加」をクリック。

右上の検索窓にインストールしたいプラグイン名を入力します。今回は「AddQuicktag」と入力してみます。該当のプラグインが出てきたら「今すぐインストール」をクリック。

インストールが終わったら「有効化」をクリック。

プラグインの追加作業はこれだけでOKです。簡単ですね!
WordPressのプラグインを入れ過ぎると危険な理由

便利なプラグインですが、入れ過ぎには気をつけましょう。入れ過ぎると、以下のようなトラブルが起こる場合があります。
- サイトが重くなる(表示速度が落ちる)
- プラグイン同士が干渉し合い、不具合が発生する
- プラグインの脆弱性を利用したウイルスに攻撃される
「じゃあプラグインは何個までだったら問題ないの?」という疑問が出てくるかもしれませんが、基本的には少なければ少ないほど良いです。
「何個まで」という基準はとくにありませんが、10〜15個くらいならとくに問題ないのでは、と思います。それ以上増やすのは辞めておいた方が良さそうですね。
WordPressに最初から入っている初期プラグインはどうする?
WordPressにはデフォルトでいくつかのプラグインがインストールされています。正直不要なものもあるので、それは削除しておきましょう。
それでは、プラグインの削除方法を説明していきます。ダッシュボードの「プラグイン」の中から「インストール済みプラグイン」をクリック。

インストールされているプラグインが一覧で出てきますね。初期プラグインとしては、
- Akismet Anti-Spam (アンチスパム)
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー
このあたりのプラグインがインストールされていると思いますので、以下の画像を参考に設定を進めていきましょう。

初期プラグインに関してはこれでOKです。
まとめ:WordPressに追加するプラグインは必要最小限に

今回紹介したもの以外にも、WordPressプラグインには色々と便利なものがあります。
とはいえ、プラグインはあくまで機能補完のためのツールです。
欲しい機能が足りない時に導入を考えればよくて、「おすすめのプラグインはどれだろう…」という探し方は本質的ではありません。
表示速度やセキリュティ的にも、プラグインは必要最小限でいきましょう。
なお、有料テーマならもともとの機能が充実しているため、プラグインの数は最小限で済みますよ。
おすすめの有料テーマについては以下の記事でまとめていますので、こちらも併せてご覧ください。
