「定時で帰りたいと思っていても、仕事量が多過ぎて全然帰れない…」こんな経験はありませんか?
仕事量が多くなってしまう人は、雪だるま式にどんどん仕事量が増えていってしまう傾向があるので、「なんで自分だけこんなに仕事多いの??」と感じてしまう人も多いはずです。
今回は、こういった悩みに答えます。
この記事の内容は以下の通りです。
- あなたの仕事量が多い原因は2つしかない
- 仕事量が多い時の対処法①【単純に仕事量が多すぎる場合】
- 仕事量が多い時の対処法②【自分の性格が原因の場合】
ちなみに僕ですが、極限まで仕事量を削ぎ落とすことで定時退社を毎日実現させています(笑)
仕事量を少なくするための振る舞い方とコツを、サラリーマン生活の実体験を踏まえてお伝えします。
あなたの仕事量が多い原因は2つしかない
そもそも、なぜあなたは業務量が多くなってしまっているのかを考えてみましょう。
仕事量が多くなってしまう原因は、基本的に次の2つしかありません。
- 外的要因
→ 単純にやるべき仕事が多すぎる。物理的に業務量が自分のキャパを超えてしまっている状態。 - 内的要因
→ 自分の性格が原因で仕事量が増えてしまっている状態。例えば、完璧主義の人など。
どちらが原因なのかによって、当然取るべき対策も変わってきます(両方当てはまる場合もあります)。
もし仕事量が多い原因が「①外的要因」なのであれば、それは単純に業務量が多すぎる状態です。そこでいくら性格的な部分を直そうとしても、仕事量を減らすことはできません。
なので、まずは仕事量が増えてしまっている原因がどちらなのかを考えてください。
仕事量が多い時の対処法①【単純に仕事量が多すぎる場合】
まずは「単純に仕事量が多すぎる」というような、外的要因が原因の場合の対処法です。
この場合は、基本的には「上司に相談する」ことが最も有力な方法と言えます。
上司に相談する
物理的に仕事量が多い時の対処法としては、正直、上司に相談して仕事を部署内で再分配してもらうしか効果的な方法はないと思います。
その理由は次の2つです。
- 仕事量が大幅にキャパを超えてしまっている状況で、「スケジュール管理」や「業務の優先順位を考える」などを頑張っても、仕事量自体は変わらない
→ 大きな効果は期待できない - 基本的に会社はトップダウンで仕事が降りてくる
→ 自分と同じような立場の人に相談しても、その人は業務量を調整できる立場にない = 改善される可能性は低い
なので、まずは直属の上司に今の自分の状況を正直に打ち明けてみましょう。上司が理解ある人であれば、相談したことによってすぐに改善される可能性があります。
そうでない場合は、上司の上司に相談しましょう。部署が違っても構いません。
とにかく、「トップダウン」で現状を変えてもらうのが有力な方法です。
上司に相談しても変わらない場合
もしも上司に相談しても何も変わらない場合は、解決策としては転職しかありません。
なぜなら、業務量が多過ぎるのは「会社の体質」に大きな問題があるから。そして会社の体質なんて、あなた一人の努力で変えることはまず無理ですよ。
これだけ効率的な働き方が求められる世の中に変わっていても、「長時間労働こそ正義」という会社はいまだに山ほどありますよね。
そういった会社で働く社員の大半は、「長時間労働は嫌だけど、まぁ仕事だから仕方ないよね」という感じで半ば諦めてしまっているのが現状です。
そんな職場で頑張るだけ、無駄ですよ。体調に異変が出る前に、なるべく早くに「健全に働ける会社」を探すべきでしょう。
健全に働ける会社を探す前に、今すぐやるべきこと
とはいえ、健全に働ける会社を見つけられたとしても、その仕事が自分に合っていなければ何の意味もありません。
なので、まずは「自分に本当に向いている仕事」を探すことから始めてみましょう。自分の適職を探すには、「ミイダス」の職種適性診断がおすすめです。
僕も実際に受けてみました。そして結果は以下のような感じで、「あなたにとって適性の高い職種」をかなり細かく教えてくれます。
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「ミイダス」の適性チェックについては、こちらの記事で受け方や結果の見方を詳しく解説しています。併せてご覧ください。
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仕事量が多い時の対処法②【自分の性格が原因の場合】
次に、自分の性格的な部分が問題となっている、内的要因が原因の場合の対処法です。
こちらは外的要因の時とは違って、自分自身の仕事に対する考え方を改めることで仕事量を減らすことが可能です。
自分の性格が原因で仕事量が多くなってしまう人の代表的なタイプは次の4つ。
- 全てを完璧に遂行しようとする
- 責任感が強すぎる
- ミスや失敗を恐れすぎている
- 担当以外の仕事にも手を出している
自分がどのタイプに当てはまるかを考えてみてください。
全てを完璧に遂行しようとする → 仕事は「目的」を果たせれば十分
仕事に関わる全ての部分を完璧にしようとすると、仕事量は爆増します。
仕事はその「目的」を果たせれば十分なんです。それ以上の余計な仕事をするのはやめましょう。
本人は必要なことだと思って取り組んでいることも、周りから見れば「そこまでやらなくても…」と思ってしまうようなことって結構ありますよね。
たとえば、社内会議の資料を作成する場合。この場合の目的は、「社内会議で必要なデータの提供」ですよね。
それが達成されているのであれば、必要以上に体裁を整えたりレイアウトを凝ったりすることは無駄な作業ですよね。
このように、自分自身で仕事量を増やして残業なんて本当に無駄なので、今すぐやめるべき。
なんでも完璧主義にやるのではなく、「目的が達成されているのかどうか」という視点で仕事を進めていきましょう。
責任感が強すぎる → あなたがやらなければ、他の誰かがやるだけ
「自分がやらなくてはいけない」という責任感が、あなたの仕事量を増やしている可能性があります。
あなたが全てをやる必要は全くありません。あなたがやらなれければ他の誰かがやるだけです。
「そんな無責任な」と思うかもしれませんが、会社でやらなくてはいけない仕事が発生した場合、それをやるのはその仕事を見つけた人でしょうか?
違いますよね。
会社内で新しく発生した仕事はまず所属長に報告され、所属長から社員に仕事が振り分けられる、というのが適切な流れのはずです。
そうでなければ、いろいろなことに気づく人ほど、どんどん仕事が増えていってしまうことになります。
なので、「自分が全てをやらなくては!」と背負いこむのはやめましょう。
ミスや失敗を恐れすぎている → 他の人に迷惑かけてもOK
「自分に任された仕事でミスは許されない」
「他の人に迷惑がかからないように自分が完璧にやらなければ…!」
こういった思考に陥ってしまうと、それが仕事量の増加につながります。
「絶対に失敗を犯さない」ために、必要以上に準備や対策を徹底してしまうからです。
しかし、どんなに徹底しても問題が起こるときは起こります。
いろいろな人が関わり合いながら進む仕事において、「一つのミスも起こり得ない仕事」なんてものはそもそも不可能なんです。
ミスしたらミスしたで、その時どうするかを考えれば良いんです。他の人に迷惑をかけたことがない人なんて、いないですよね。
「一つのミスが人命にかかわる」という仕事なら話は別ですが、多分ほとんどの人はそうではないはず。もっと気楽に、仕事に取り組んでいきましょう!
担当以外の仕事にも手を出している → 仕事を無条件に引き受けない
一般的な会社であれば、それぞれの社員に各担当業務が割り当てられていますが、油断すると本来は他の人がやるべき仕事まで自分がやってしまっている場合も多いです。
なので、仕事に手をかける前に、「本当にこの仕事は自分がやるべきことか?」をしっかり確認しましょう。
チームで協力して仕事を進めていくときも同じ。チームでの仕事でも、それぞれに役割分担があるはずです。
そして自分の担当以外の仕事を振られた時には、素直にそれを引き受けるのではなく、時には断ることも大切ですよ。
ストレートに断りづらければ、せめて理由を聞くことで反抗の意思を表すべきです。
こんな感じ。とにかく、仕事を無条件に引き受けていれば、当然ですがあなたの仕事量はどんどん増えていきます。
あなたはあなた自身のやるべき仕事に集中するためにも、「安易に他の人の仕事には手を出さない」という意識を持ってください。
まとめ:仕事量が多いのを解消して、健全な社会人生活を送ろう
もしもあなたが定時で帰れていないのなら、その時点で持ってる仕事量は多すぎです。
適切な仕事量にコントロールして、しっかりと定時に帰って、健全な社会人生活を送っていきましょう。
そして、それが実現できない環境にいるなら、実現できる環境に自分が移るしかありませんよ。
まずは「ミイダス
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